3歳児4月の月案〜新しい環境に慣れて安心して過ごす〜

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保育園で使える、3歳児の4月の月案(指導計画)の書き方や見本の記入例を紹介します。

ねらい、前月の子どもの様子や子どもの姿、環境と配慮・援助、食育、家庭との連携や職員との連携などについて、テンプレートとともに紹介しています。

保育の指導計画作成にお役立てください。

全体のねらい

  • 新しい環境に慣れ、生活の流れがわかることで安心して過ごす。
  • 安全な環境の中で、ひとりひとりの気持ちを温かく受け止めることで安定した情緒で過ごせるようにする。
  • 生活の仕方がわかり、身の回りのことを自分でやろうとする。
  • 喜んで登園し、保育者や友達と親しみをもって遊ぶ。
  • 春の自然に興味を持ち楽しんで遊ぶ。
  • 自分の思いを言葉にしようとする。
  • 季節の歌や手遊びを楽しむ。

前月の子どもの様子

  • 進級を楽しみに、笑顔で登園している子どもが多かった。
  • 友達との関わりが増えた分玩具の取り合いなどのトラブルもある。
  • 保育者の見守りのもと、自分の持ち物の始末ができた。
  • 自分の思いを相手に上手く言葉で伝えられず泣いてしまうことがある。
  • 歌や手遊びでの表現を楽しんでいた。

環境と配慮・援助

養護(内容)

  • 保健的で安全な環境を整え、落ち着いた雰囲気で安心して過ごせるようにする。
  • 登園時に笑顔で子どもを受け入れ、元気に挨拶を交わすことで気持ちを切り替えてスムーズに1日を始められるようにする。
  • ひとりひとりの子どもの思いを受容し、保育者と信頼関係を築くことで情緒の安定した日々が過ごせるようにする。
  • 不安に思ったり我慢している子どももいるため、優しい言葉を掛けたり抱きしめたりなどのスキンシップを積極的に取ることで安心感を抱けるようにする。
  • 身のまわりのことを自分でやろうとする姿を見守ったり、さりげなく手伝うことで自分で出来た達成感や満足感を味わえるようにする。またその姿を認め、褒めることで意欲や自信に繋がるようにする。
  • ゆったりとした時間の中で気持ちに余裕をもって1つずつ身のまわりのことを覚えていけるよう繰り返し声掛けする。
  • 生活の仕方や1日の流れを保育者や友達の姿を見て1つずつ覚えていけるようにする。

環境構成

  • 登園時にはすぐに保育者が受け入れられるように体制を整える。
  • 保育室は清潔で明るい環境に整えたり、BGMを流すなどして安心して過ごせる雰囲気づくりをする。
  • 固定遊具や玩具が安全かどうか確認しておく。
  • 持ち物を片付ける場所がわかりやすいように、ロッカーや靴箱などに自分のマークのシールや名前のテープを貼っておく。
  • 子ども達が生活しやすいように生活動線を十分に確保し、物の配置を確認する。
  • 手洗いうがいをする際きちんと順番に並んで待てるよう、待つ場所にテープを張る。
  • 手洗いうがいの仕方が目で見てわかるように絵や写真を貼る。
  • 室内で遊ぶ際は子どもの人数に対して出す玩具を調節し、安全に広く遊べるようにする。
  • 子どもにとって好きな遊びが見つけられるよう、日によって出す玩具を変えたり集団遊びを用意しておく。
  • 園庭や散歩のコースに春の自然がないか確認しておく。
  • 草花や虫を入れることができる袋や容器を用意する。
  • 子ども達になじみのある歌や手遊びを用意しておく。

教育

  • 自分のロッカーや靴箱の場所を知る。
  • 持ち物の始末や排泄、衣服の着脱の仕方がわかり自分でやろうとする。
  • 遊具や玩具の安全な遊び方や、順番を守って遊ぶことを知る。
  • 保育者や友達の名前を覚え、呼び合うことで親しみをもって遊んだり生活する。
  • 散歩に出かけたり園庭を探索して、春の自然を見たり触れたりして楽しむ。
  • 自分のしたいこと、してほしいことを言葉やしぐさで伝えようとする。
  • 挨拶や生活において必要な言葉を知る。
  • 絵本や紙芝居に親しみ、保育者や友達と楽しんで見たり聞いたりする。
  • みんなで一緒に春の歌をうたったり、手遊びをして表情や身体で表現することを楽しむ。

食育

  • 子ども達にとって食事の時間が楽しみになるような雰囲気づくりや、期待を持てる言葉掛けをする。
  • ひとりひとりの好き嫌いや食べる量を把握し無理なく食べられるようにすることで、完食した喜びを味わえるようにする。
  • マナーを守りながら時間にゆとりをもって食べられるようにする。
  • 食器の持ち方や箸の持ち方を保育者が手本を見せながら繰り返し伝えていく。

家庭との連携

  • 登降園時や連絡帳で家庭での様子を聞いたり、園での様子を細かく知らせることで保護者が安心できるようにする。
  • 持ち物の記名や園生活で必要なことをお願いする。
  • 体調に変化があった際は必要に応じて連絡したり、降園時にていねいに説明する。

職員との連携

  • 前年度担任からの引き継ぎ事項を確認し、ひとりひとりの家庭環境や健康状態について把握しておく。
  • アレルギーのある子どもは特に注意を払い、調理担当者と打ち合わせをする。

評価・反省

  • 新入園児は新しい環境の中で不安で泣くこともあったが、個別で関わり気持ちを受け入れることで次第に落ち着いていった。
  • 日によって情緒が不安定な子どももいるため、引き続き関わりながら見守っていきたい。
  • 生活の仕方がわからず戸惑う子どもを友達が助けてあげていた。そういった場面を大切にして助け合える雰囲気をつくっていきたい。
  • 春の自然に触れる中で、友達や保育者と見せ合ったり共感しあうことで子ども達も次第に心を開いてくれるようになった。

 


\ みんなに教えよう /

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