ひな祭りにできる、製作遊びとはどんなものでしょうか?
ひな祭りの行事についてや、ひな祭りを保育に取り入れると、どんな保育になるのか考えてみたいと思います。
ひな祭りとは?
ひな祭りと言えば3月3日桃の節句の日です。
女の子のお祝いの日で、雛人形を飾ったりひなあられを食べたりすることが多いですね。
女の子の健やかな成長をみんなで祈る行事です。
でも昔は違っていたことを知っていますか?
昔は紙で作った人形を川に流していた
今と違い昔は雛人形ではなく紙で人形を作っていました。
紙で作った人形を川に流すことで、子どもに降りかかる災いをなくしてくれると言われていたのです。
それがだんだんと人形作りの技術が発達してきて、雛人形ができるようになってきました。
そして豪華になっていくにつれてお雛様とお内裏様だけだったのが3段、7段と数も増えてきたのです。
昔はこの雛人形を子どもの嫁入り道具としても使っていたそうです。
ひな祭りによく食べられている食べ物の意味
ひしもち
ひし形のおもちで色は桃、白、緑です。
色にはそれぞれ意味があり、桃は生命、白は雪の純白、緑は木の芽です。子どもが元気に成長するようにという願いが込められています。
ひなあられ
ひなあられもひしもちと同じように桃、白、緑の色がついています。
色の意味はひしもちと同じで子どもの成長を願ったものです。
実は、関東と関西では味や形が少し違うことを知っていますか?
関東は甘くて円柱形をしているのに対して、簡裁はしょっぱくて丸い形をしています。食べ比べてみても楽しいですよ。
はまぐり
はまぐりの貝殻は2枚が全く同じでなければ、重なり合うことはありません。
そのことから仲の良い夫婦を意味しています。
縁起物としてよくお吸い物にして食べられています。
ちらし寿司
縁起の良い具材や彩りがカラフルで豪華なために食べられるようになりました。
よく具材に使われているえびは長生き、れんこんは見通しがきく、豆は健康でまめに働けるという意味があります。
三人官女や五人囃子って何をする人?
三人官女(さんにんかんじょ)
三人官女はお雛様の身の回りのお世話をする人です。
3人のうち1人は結婚をしていて、良く見ると眉が薄かったりお歯黒をしています。
五人囃子(ごにんばやし)
五人囃子は音楽を演奏してくれる5人の男性です。
一番右にいる人は歌をうたってくれます。ほかの4人は楽器を持って演奏します。
それぞれがどんな楽器を持っているのか、観察しても楽しいですね。
保育でひな祭りを取り入れると
では、保育のなかにひな祭りを取り入れるとどのようになるでしょうか。
由来や起源に沿うと、キーワードとしては「雛人形」「ぼんぼり」「ひなあられ」などに集約されるでしょう。
例えば
- 雛人形を保育室に飾る
- ひなあられ入れを作る
- ひな祭りの歌をみんなで歌う
などが考えられますね。
自分オリジナルの雛人形
紙コップや紙皿を使って自分だけの雛人形を作りましょう♪
保育室に飾るとひな祭りの雰囲気をみんなで楽しむことができます。
年齢ごとに素材や作り方を変えながら作ると、色々な雛人形ができて素敵ですよ。
みんなでどんな雛人形を作ったのか保育室内を見てまわっても楽しいです。
ひな祭りをした後はひなあられをみんなで食べよう
みんなで雛人形を見たり歌をうたった後は、ひなあられを食べてもいいですね。
その時は自分が作ったひなあられ入れを使うとより雰囲気が出て盛り上がりますよ。
ひな祭りに関する、特集ページです。
お部屋や廊下に飾るとひな祭り気分が盛り上がる飾りや、ひな祭りの会・お楽しみ会にぴったりの製作などを紹介中!ぜひ試してみてくださいね。