0歳児1月の月案の書き方や見本〜生活リズムを気をつける〜

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保育園で使える、0歳児の1月の月案(指導計画)の書き方や見本の記入例を紹介します。

ねらい、前月の子どもの様子や子どもの姿、環境と配慮・援助、食育、家庭との連携や職員との連携などについて、テンプレートとともに紹介しています。

保育の指導計画作成にお役立てください。

0歳児の他の月の月案はこちら

全体のねらい

  • 年末年始の休みの影響で生活リズムが乱れやすいので注意する。
  • 保育園で安心して過ごせるようにする。
  • 保育者と一緒にタッチング遊びを楽しむ。
  • 身体を動かして遊ぶ。
  • ともだちや保育者と一緒に遊ぶことを喜ぶ。
  • おまるに座る練習をする。

前月の子どもの様子

  • 机の上のものをはらって落とす。
  • 食べたいものを手づかみやフォークを使って自分で食べる。
  • 保育者の膝の上に座りにくる。
  • タッチング遊びを楽しみ、声を立てて笑う。
  • 「いただきます」と聞くと、嬉しそうに手を合わせる。
  • 数歩歩いて、しりもちをつく。
  • 積み木を電話に見たてて、保育者と遊ぶ。
  • 鼻水が出て軟便が続いているが、魚や煮物などのおかずをよく食べる。
  • 途中入園児の横に座りにいき、顔を覗き込む。
  • 型はめができると、楽しそうにする。
  • 褒められると喜び、自分で身の回りのことをしようとする。

子どもの姿

  • 食べたいものを手づかみで食べる。
  • 保育者に食べさせてもらうと嬉しそうにする。
  • のんびり落ち着いた雰囲気のなかで過ごす。
  • タッチング遊びを楽しむ。
  • あいさつを身ぶりで表す。
  • 食事を楽しみにする。
  • しりもちをつきながら歩く。
  • 見たて遊びを楽しむ。
  • 鼻水をふいてもらう。
  • 便の様子を見てもらう。
  • 保護者や友達がすることをマネして楽しむ。
  • 型はめ遊びを何度も繰り返す。

環境と配慮・援助

養護(内容)

  • 休み明けの生活リズムの変化に気をつける。
  • 個別に安心して過ごせるように配慮する。
  • 転んでも危なくないように床と畳にマットを敷く。
  • 歩きたい気持ちに寄り添ってあげて、近くで見守る。
  • 鼻水で鼻の下がただれないようにこまめにふき、ぬるま湯で洗ってあげる。
  • 一定時間眠ることができるように、近くで見守る。
  • おむつを替えてもらい、清潔になる喜びを感じる。
  • 食事の時に、おいしいねと声掛けをしながら食べるようにする。

環境構成

  • 暖房器具を使用し、室温や湿度、換気に気を配り、低温やけどに注意する。
  • 数歩歩いてはしりもちをつくので、床と畳にマットを敷いて安全な環境を作る。
  • 安心してひとり遊びに集中できるように、保育者が近くで見守る。
  • ティッシュを身近な場所に置いて、鼻水をすぐにふけるようにする。
  • 部屋の掃除を頻繁にして、清潔な空間を保つ。

教育

  • 子どものペースにあわせてゆったりと関わる。
  • 子どもの手をとって、ふれあいを繰り返して楽しむ。
  • 床と畳にマットを敷いて転んでも危なくないようにする。
  • 歩きたい気持ちに寄り添い、保育者が近くで見守る。
  • 友達との間に入って仲立ちをする。
  • 安心してひとり遊びに集中できるように、保育者が近くで見守る。
  • 保育者が見たて遊びをして、子どもと一緒に楽しむ。
  • 石鹸で手を洗ってもらう。
  • タッチング遊びなど、手や指を使った遊びを楽しむ。

食育

  • 言葉かけをしながら、ゆっくり食べられるようにする。
  • 言葉かけをして、食事の時間を楽しい雰囲気で過ごせるようにする。
  • 食前のあいさつを子供がしている様子を受け止めて楽しく食べる。
  • 発達にあった食事がすすめられるように、栄養士や調理師らと話し合いをする。

家庭との連携

  • 休み明けの子どもの不安感を解消するために、タッチング遊びを取り入れることを伝える。
  • 休み中の様子を休み中を保護者に聞いて保育者間で情報を共有する。
  • 個々の子どものペースに合わせる。
  • 年末年始などの忙しい時期は、大人に余裕がなくなりがちで、子どもが情緒不安定になりやすくなると伝える。
  • 親子での遊び方の情報をクラス便りなどで伝える。
  • 歩きたい子どもの気持ちを大切にする。
  • ジャージなどの伸縮性のある動きやすい七分丈のズボンを着用する。
    暖かい室内では靴下やタイツを履かない。
  • 鼻水で鼻の下がただれるのは、鼻水に含まれる成分が皮膚を溶かすことが原因と伝え、ぬるま湯で鼻の下を洗ってふいた後、クリームを塗ってで保湿すると防げると伝える。
  • 風邪やインフルエンザが流行しているので、気を付けてもらうように伝える。

職員との連携

  • 年末年始の休み明けは、ひとりひとりの子どものペースに合わせてゆったりと関わるように話し合いをしておく。
  • 子供の甘えや要求に対応できるように、関わり方や遊びの内容について共通認識をもっておく。
  • タッチング遊びの重要性と遊び方について共通の認識を持つ。
  • 一貫性のある遊び方ができるようにする。
  • 風邪やインフルエンザが流行しているので、部屋の消毒をする。
  • 保育者全員で、子どもの健康状態を把握しておく。

評価・反省

  • 年末年始の休み明けは、体調を崩した子供や途中入園児がいたため、ひとりひとりにペースを合わせて関わった。その結果、月の後半はクラス全体が落ち着いて過ごすことができた。
  • 発熱児に保護者への連絡が通じなかったので、連絡先を再度確認する必要があると感じた。
  • 保育者らとのタッチング遊びで、子どもの情緒を安定させて、落ち着かせることができた。

 


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