月別のおたより文例一覧
行事ごとのおたより文例一覧
おたより作成のポイントや注意点
おたよりを作成するにあたって、まず意識しないといけないことがあります。
おたよりの最大の目的(役割)というのが、「伝える」ということです。保護者や、おたよりの受け手に、伝わりやすい文章を心がけることが大切です。
そのためには、以下の点に気をつけておたよりを作成しましょう。
- 伝えたいことは何か?考える
- 文章は短く、簡潔に
- 子どもの様子は日々をメモしてネタをためておく
- 敬語を間違えないように使う
- 季節感を出す
- 子どもの個人情報が出ないように注意する
- 間違いを防ぐために、誰かにチェックしてもらう
一つずつ見ていきましょう。
伝えたいことは何か?考える
おたよりを作成する意図は、何でしょうか。毎月やっているから、という理由もあるかもしれませんが、最大の理由は「何かを伝えたいから」ということでしょう。
おたよりを通して伝えたい子どもたちのことや、季節のこと、行事などのお知らせなど、何を伝えたいのかをしっかり考えてみましょう。
伝えたいことが決まれば、より具体的な内容を盛り込んでいくようにしましょう。
文章は短く、簡潔に
まず、文章はダラダラと長くなるのではなく、短く簡潔にまとまっている方が好ましいでしょう。
なぜなら、おたよりという限られたスペースの中であること、また保護者も働いていたりと忙しい方も多いので、パッと読んだだけで伝わるようなおたよりの方が好ましいといえます。
もし長文になってしまいそうなら、なるべく文章を区切り、句点「。」を使ってみましょう。また、箇条書きにして、伝えたいことを述べるのも良いと思います。シンプルなほうが伝わりやすいと考えて下さい。
子どもの様子は日々をメモしてネタをためておく
いざおたよりを書こうと思っても、手が止まってしまう方もいるのではないでしょうか?
そんなときは、例えば子どもたちの日々の様子をしっかり思い出したり、また思い出せない場合はメモしてネタをためておきましょう。
具体的な子どもの姿を伝えることは、保育園での子どもたちの様子を知らない保護者からも喜ばれることと思います。面白かったエピソードや楽しいエピソード、また成長を感じるエピソードなど、保護者に伝えてあげましょう。
敬語を間違えないように使う
敬語はかんたんなようで難しい部分もあります。基本的にはですます調で問題ありません。
しかし、例えば保護者へのおたよりの中で、「園長がおっしゃるように、〇〇です」など、「おっしゃる」というのは尊敬語で、敬意を表す相手に使うべき言葉です。
ここではおたよりの受け手の保護者が敬意を表す相手になるはずなので、「園長が申し上げるように、〇〇です」と、「園長」に対しては謙譲語を使うべきです。
厳密なようですが、誰に敬語を使うべきか考えてみましょう。
季節感を出す
毎月のようにクラスだよりや園だよりを発行していると、マンネリしてしまう場合があると思います。
その際はなるべく季節感を出し、その季節ならではの表現を心がけてみましょう。
その月ならではのイベントを書いてみたり、〇〇週間といったものを意識してみてもいいと思います。
この辺りは月別のおたより文例や行事ごとのおたより文例を参考にしてみてください。
保育参観に関するおたより文例
遠足(園外保育)に関するおたより文例
発表会に関するおたより文例
運動会に関するおたより文例
お楽しみ会に関するおたより文例
子どもの個人情報が出すぎないように注意する
また、子どもの個人情報が出すぎないように注意しましょう。子どもたちの様子を伝えるにはどうしても仕方がない部分もありますが、写真とフルネームで第三者が特定できる形になってしまわないよう、注意しましょう。
このあたりは園の方針によって異なるかと思うので、子どもの個人情報の取り扱いについてはしっかり確認しておきましょう。
間違いを防ぐために、誰かにチェックしてもらう
人間は間違えてしまう生き物です。
1人で作成しているとどうしても間違いに気付けないこともあるので、声に出して音読してみたり、同僚や先輩にもチェックしてもらいましょう。
そうすることで、間違いに気付けたり、もっと分かりやすい表現に気づいたりすることもあるので、違う人の目で読んでもらうのも大切です。
「自分の文章力に自身がない」
「季節にぴったりの書き出しが思い浮かばない」
「毎年同じような定型文になってしまう」
「何かいいおたより文例はないかな・・・」
そんなふうに、おたより作成に悩んでいる保育士・幼稚園教諭も多いのではないでしょうか?
このサイトでは、保育士資格を持っていて、なおかつプロのライターとしても活躍している方に執筆を依頼し、おたより文例として提供しています。
書き出し例のほかにも、季節にぴったりの言い回しや、子どもたちの姿、保護者へのお願い、食育や保健に関することなど、月毎に文例を紹介しています。
また、おたより作成がはかどるように、おたより作成のコツや注意点を紹介しますので、参考にしてみてください。
皆さんのおたより作成がはかどり、楽しいものになることを応援しています。