4歳児向けの製作あそびを紹介します。
4歳児は、自分でできることが広がる時期です。自分と他人の区別がつき、危険なことを理解して決まりを守れるようになります。
知的好奇心を刺激するような遊びや製作を取り入れ、子どもの能力を引き出せる保育を考えていきましょう。
※現在、4歳児向けの製作遊びが395点あります。
4歳児の製作のねらい
- 身近な素材(空き箱など)や用具を使って、自由に作ったり描いたりすることを楽しむ。
- 保育者や友達と一緒に想像しながら自由に描いたり、作ったりして表現を楽しむ。
4歳児の製作あそびの内容(健康・人間関係・環境・言語・表現)
- 粘土やブロックなどの身近な素材で作ったり、絵を描いて自分の作りたいものを表現することを楽しむ。
- 絵を描いたり、作ったりして造形遊びに楽しく参加する。
- ごっこ遊びに必要なものを作り、作ったもので遊ぶ。
- はさみで切ったり貼ったりする製作を楽しんで行う。
- 一人では難しいものも、友だちと一緒に取り組み、助け合いながら行う。
- 保育者の援助を受けながら、材料や用具を目的にあわせて選び、工夫しながら取り組む。
子どもの姿
- 画用紙に絵を描いたり、工作をして造形遊びを楽しむ。
- 行事に向けて製作活動を行い、準備や飾り付けに意欲的に取り組む。
- イメージを膨らませながら作ったり描いたりする。
- 遊んだ後の片付けを、自分で考えて行う。
- 手先が器用になり、折り紙を折ったり、はさみやのりを使うことができる。
援助・配慮
- 子どもの発見や製作活動で作った物などを十分に認め受け入れることで、楽しさや嬉しさを感じられるようにする。
- 素材や用具の使い方を知らせ、作る楽しさを感じられるようにする。
- 安心して取りかかれるよう、身近な空き箱などを予め準備しておく。
- 思いついたときに取り組めるよう、素材や用具を準備し、コーナーを作っておく。
- 子どもが好きなものを選べるように、さまざまな色や形のパーツを用意しておく。
- 完成した時には子どもと一緒に喜び、充実感や満足感を味わえるようにする。
- 季節感のある製作をとりいれて、子どもが興味をふくらませてやってみたいと思えるようにする。
- 子どもの発想や工夫を大切にし、自信や意欲につながるようにする。
4歳児向けの製作遊び一覧です
4歳児向けの製作遊び一覧です。