こどもの日にできる、製作遊びとはどんなものでしょうか?
こどもの日の行事についてや、こどもの日を保育に取り入れるとどのようになるのか、考えてみたいと思います。
こどもの日とは
5月5日はこどもの日です。端午(たんご)の節句とも言われています。
端午の節句はずっと昔から行われている行事です。子どもたちの病気や災いを避けるために行われていました。
その時に使う菖蒲(しょうぶ)という花があるのですが、形や言葉が武士と共通するものだったのです。
そのため武士=男の子というイメージがついていき、男の子の行事になっていきました。
しかし少しずつ男の子の日としてではなく、女の子を含めた子どもたち全員の成長を祝う日になっていきました。
また、自分を生んでくれたお母さんに、「ありがとう」を伝える日としての意味もあります。
こいのぼりを飾る理由とは?
こどもの日にはこいのぼりを飾る習慣がありますが、それはなぜでしょうか?
鯉(こい)はとても力があり、強く流れの速い川でもスイスイと泳いでいきます。
滝をものぼってしまう元気な魚なので、子どもたちも「鯉のようにたくましく育ってほしい」という願いが込められています。
こいのぼりの上にある5色の吹流しは、子どもの健やかな成長を願うために悪いものを追い払う意味があります。
「こいのぼり」の歌を歌いながら、子どもにこいのぼりの由来などを教えてあげてもいいですね。
どうしてかぶとを飾るの?
こどもの日にはかぶとを飾ります。
かぶとは昔、武士が大事な頭を守るためにつけていたものです。
そのため、子どもの身体を守って健やかに育つように願いを込められています。
またかぶとのように力強く大きく育つようにとも言われています。
こども日にはかしわ餅を食べよう
こどもの日には、かしわ餅を食べることが多いですね。
なぜこどもの日にかしわ餅を食べるのでしょうか?
かしわ餅は「子孫繁栄」の縁起ものなんです。
かしわの木は新しい芽が出てくるまで、古い葉は落ちずに木についています。
そのことから、「この家の子どもが生まれるまでは、お母さんお父さんは元気でいる」という意味が込められています。
子どもがたくさん生まれて、楽しい家族が作られるようにと願いが込められているんですね。
保育にこどもの日を取り入れると
では、保育にこどもの日を取り入れるとどのようになるでしょうか。
由来や起源に沿うと、キーワードとしては「こいのぼり」「かぶと」などに集約されるでしょう。
例えば
- こいのぼりを保育室に飾る
- こいのぼりで遊ぶ
- かぶとを作ってかぶる
などが考えられますね。
こいのぼりを作って楽しもう
年齢に合わせて色々なこいのぼりを作ってみましょう。
小さな子は手形スタンプをこいのぼりに押すだけでも可愛く仕上がりますよ。
みんなで作ってから、元気にこれからも過ごせますようにと願いを込めても素敵ですね♪
違う年齢のお友達の作ったこいのぼりを見せ合っても楽しいですよ。
自分だけのかっこいいかぶと
紙袋などで自分だけのかぶとを作ってみましょう。
紙袋の色や飾りを色々工夫することで自分好みのかぶとが作れますよ♪
かぶとをかぶってこどもの日をお祝いすると、とても盛り上がります。
こどもの日に関する、特集ページです
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